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2023年第4回「シベリア抑留死亡者名簿」
読み上げの報告とお礼

2023年8月23日夜から26日にかけて4回目の「シベリア抑留死亡者名簿」(村山常雄さん作成)の読み上げを行いました。昨年までは48時間昼夜休みなく読み上げましたが、読み手のご都合・体調なども配慮して、第4回の今年から深夜は休んで朝6時から夜12時までとし、開催日が1日増えて4日間になりました。
 

参加者は108人で、内遺族16人、抑留体験者2人(99歳・98歳)、北海度から九州まで全国各地から、遠くロシアからモスクワ、ウラジオストック在留邦人の方々が参加くださいました。新聞でこの事業を知り、直前に参加申込みいただいたご遺族や読み上げ開始後に急きょ参加くださった学生の方など、老若男女、多彩な参加者とともに貴重な時間を共有できました。

 

読み上げた名簿は、ご遺族からの連絡で追加した分も含めた村山名簿46,305人に、著書『命の嘆願書』(集広舎刊)でモンゴル抑留者死亡者の新たな名簿を発表された井手裕彦さんが284人のモンゴル抑留者名簿を読み上げてくださり、総数46,589人でした。

 

パソコンなどからのリモートでの参加のほか、電話での参加、東京・飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターと多摩大学Tスタジオの2会場にお越しいただいての朗読参加もありました。読み上げ終了後には、参加者によるトーク・セッションもあり、感想や意見・情報交換も行い、村山常雄さんの夫人のカズさんにもリモートでご挨拶いただきました。多摩大学学生の皆さんには昨年2022年に続いて今年も強力なサポートをいただきました。

 

多数の皆様のご参加とご協力ありがとうございました。

多摩大学ホームページでの紹介

東京ボランティア市民・活動センター会場、8月24日

リモート(Zoom)での読み上げの画面

2024年も8月23~26日に読み上げを行います

コロナ禍で2020年から始めた、海を越え、空を越えた追悼事業ですが、来年も8月23日(金)~26日(月)に開催します。ぜひふるってご参加ください。下記​のリンクまたはQRコードより申し込みができます。

https://docs.google.com/forms/d/1Bqu1RiMDRj76oQffdUnOy2Pwbh5PGkjL2qh1U9ZmTkM/edit

 

2024年は村山常雄さんが2014年に亡くなられてから10年になります。5月頃に村山常雄さんをテーマにした展示も行いたいと計画しています。また、村山さん作成の死亡者名簿の新しいホームページ開設も準備しています。可能な限り、名簿の訂正・追加作業も行いますので、情報お持ちの方はご連絡ください。

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